結婚指輪購入時に知っておきたい用語一覧
結婚指輪を購入しようと調べていると、様々な聞きなれない言葉を耳にしとまどうことも多いのではないでしょうか。ここでは、結婚指輪を購入する前に知っておきたい専門用語をわかりやすく紹介します。
結婚指輪の購入を検討し始めた時、プラチナ、イエローゴールド、パヴェ、メレ、エタニティ……など、様々な聞きなれない言葉を耳にしてとまどったというカップルも多いはず。そこで今回は、結婚指輪を購入する前に知っておきたい専門用語を紹介します。
■プラチナ
日本語で「白金」と表記されるのがプラチナ。その名の通り美しい白の輝きで多くの人を魅了する素材です。また他の素材と比較して耐久性が高く変色やサビが起きにくいので、ふたりの愛の輝きを永遠に放つ素材とも言われています。
■ゴールド
ゴールドはその名の通り金です。金100%の純金を示すのが24金(24K)となり、金の配合度合いに応じて18金(18K)14金(14K)、10金(10K)と表示が変わっていきます。また混ぜ合わせる素材によってその色味を変えることができます。
■ホワイトゴールド
白金のプラチナと混同されやすいのがホワイトゴールド。プラチナとは全く異なる素材で、ゴールドに白色の金属であるパラジウムを混ぜることで白い輝きを放っています。現在は金75%(18K)にパラジウム25%の配合が主流となっています。
■イエローゴールド
金75%(18K)、銀15%、銅10%の配合で構成されているのがイエローゴールド。プラチナと同等かそれ以上の硬度があり、耐久性の面でも安心して使用することができます。
■ピンクゴールド
金75%(18K)に対して混合する銅と銀、パラジウムの量を調整していくことで、ピンクの色味を調整していきます。使用する金の量を14金(14K)、10金(10K)と下げると、より赤みを帯びたピンク色に仕上がります。
■シルバー
他の素材と比較すると価格がリーズナブルな点が嬉しいのが銀。磨き込むことでプラチナやゴールドよりも強い輝きを放つのが特徴です。シルバーは他の素材と比べて変色やサビを起こしやすいので、細かなメンテナンスが必要となります。
■ジルコニウム
優れた強度とサビにくさが特徴で、カラーバリエーションが豊富なジルコニウム。アレルギーフリーなので、肌が敏感な人や金属アレルギーの人でも安心して毎日着けることができるのも特徴です。
■アーム
アームは、指輪の「輪」の部分を表す単語となります。
■ストレートアーム
指輪のアームが真っ直ぐなデザインで、シンプルかつベーシックな指輪となります。形状が真っ直ぐなので、婚約指輪との重ね付けにも向いています。
■S字アーム/ウェーブライン
指輪のアームがアルファベットの「S」のようにゆるやかなウェーブを描く流線型デザインの指輪です。
■V字アーム
表面のアームが手の甲に向かってアルファベットの「V」のようなカタチをしている指輪。指を長く見せる効果もあります。
■X字アーム
2本のリングをアルファベットの「X」のようにクロスさせたデザインの指輪。他の指輪に比べてボリューム感もあります。
■エタニティ
ストレートラインの指輪の表面全体に、同じ大きさにカットされたダイヤモンドが埋め込まれたデザインの指輪。敷き詰められたダイヤモンドには切れ目がないので、永遠の愛を表すとも言われています。その豪華さから、婚約指輪としても人気のデザインです。
■ハーフエタニティ
埋め込まれるダイヤモンドの量がエタニティリングの半分になるのがハーフエタニティ。指の内側部分が滑らかになることで日常の作業がしやすく、利便性においてはエタニティリングより扱いやすいデザインとなります。
■メレダイヤ
0.02ct前後の小さなダイヤを「メレダイヤ」と呼びます。婚約指輪ではメインとなる大きな石の引き立て役としてあしらわれていることが多く、結婚指輪では表面に数個並べて使用されていることが多いです。また、ピンクなどの色がついたメレダイヤがデザインのアクセントとして使用されている場合もあります。
■パヴェダイヤ
小粒のメレダイヤをびっしりとリングに敷き詰めることを「パヴェ」と言います。「パヴェ」はフランス語で「石畳」の意味。石畳をダイヤで作るので、とても華やかなデザインとなります。
以上、結婚指輪に関してよく耳にする専門用語を紹介しました。それぞれの意味を事前に理解し、よりスムーズでより楽しい結婚指輪選びを実現しましょう!
編集者・ライター
月刊ライフスタイル誌の立ち上げ・編集、ブライダル情報誌の編集を経て2015年10月よりフリーランス活動を開始。人への興…