結婚指輪にペアリングはNG？ふたりの愛をペアで表現するには

【1】男女ペアでひとつのデザインになる結婚指輪も

よく「仕掛け系」と言われる結婚指輪は、ペアでひとつのデザインになるように工夫されています。たとえば、ふたつのリングを重ね合わせるとハートの形やふたりのイニシャルになるように彫りを入れているものなどがあります。

片方だけ見てもわからないくらいのさりげない彫りになっているので、悪目立ちしません。ふたりで手を重ね合わせたときにわかるようになっていると、ちょっとしたときに手をつないで笑い合えそうですね。

彫りはイニシャル以外にも日付やさまざまな言葉を入れられるので、ふたりの大切な思い出を彫り文字にして結婚指輪に入れるのもおすすめです。昔の思い出を毎日つける結婚指輪に刻んでおくことで、いつまでも思い出を忘れず、心に刻んでおけますよ。

【2】どうしてもペアリングを結婚指輪にしたいときの注意点

ファッションなどのこだわりが強い人のなかには、どうしてもペアリングから結婚指輪を選びたい、という人もいるかもしれません。そういった場合に注意すべきポイントを2つご紹介します。

• 突起部分のある角ばったペアリングを選ばない
  結婚指輪は、基本的には毎日つけるもの。日常生活では、ちょっとした洗い物や掃除など、手作業をするシーンが多くあります。指輪に大きいでっぱりや角があると、その部分が当たって物を傷つけてしまったり、指輪そのものを破損してしまったりする可能性があります。
  また、特殊な形の指輪に合う服装も限定されるので、仕事場などフォーマルな場では使いにくいでしょう。せっかく買った指輪をつける機会が減ってしまって、結局ケンカの火種になることすらあります。
  たとえば、奇抜すぎるデザインやかわいすぎるデザインのファッションリングだと「TPOをわきまえていない人」という印象を与えてしまう可能性も。実際はファッションリングではなく結婚指輪として使う以上、結婚指輪と同様の選択基準で購入した方が無難です。
• 素材にこだわる
  次に気を付けるべきポイントは、素材です。結婚指輪は結婚した後もずっと使うもの。長年愛用する指輪だからこそ、耐久性に優れた素材のファッションリングを選ばなければなりません。
  結婚指輪によく使われる素材は、プラチナや18金以上のゴールド。こうした純度が高い素材は、長年使っていても色褪せることなく、購入時の輝きを保ちやすい優れた素材なのです。また、金額的にも高価なものが多く、一生モノと呼ぶにふさわしい指輪です。
  しかし、ファッションリングはそれほど素材に厳しくありません。劣化しやすい素材やランクの低い金属などが使用されていることが多く、購入後数年足らずで劣化してしまい、使えなくなってしまう可能性があります。さらに、金属アレルギーの方は苦手な金属が入っていないかも確認しましょう。
  おすすめの回避方法は、結婚指輪にも使われる素材のリングか必ず確認すること。たとえばプラチナやゴールド、パラジウム、チタンなどの金属は品質が良く、長年使う指輪にピッタリです！