結婚指輪のよくある質問 事前に知っておこう編
結婚指輪に関する素朴な疑問や豆知識までQ&A形式で紹介。
素敵な指輪選びに是非お役立てください。
結婚指輪のよくある質問 事前に知っておこう編
結婚指輪に関する素朴な疑問や豆知識までQ&A形式で紹介。
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結婚指輪や婚約指輪というと左手の薬指に着けるのが一般的ですが、そもそも何故「左手の薬指」なのでしょうか?
実は、左手の薬指には「愛を深める」「願いを叶える」という意味があるといわれていて、結婚や婚約といった、恋愛にまつわるイベントにはぴったりな意味合いをもっています。
これと同じように、他の指の一つひとつにも、それぞれ違った意味があるので、シチュエーションごとに着ける指の位置を変えてみてもいいでしょう。
それでは、それぞれの手や指に込められた意味について、順番にみていきましょう。
指の位置 | 左手 | 右手 |
親指 | 信念を貫く 意志を貫き目標を達成させるという意味があります。最後までやり遂げたい目標があるときに着けましょう。 |
意志を高める 指導力やその意志を持続させるという意味があります。困難に打ち勝つため勝負の時に着けましょう |
人差し指 | 精神を整えて、積極的な気持ちを導く 気持ちを前向きに変えて、積極性を高める意味があります。元気や自信がないときに着けてみましょう |
リーダーシップを高め、成功に導く 人を導き、指導する力を意味します。リーダーとしての指導力が欲しい時に着けましょう。 |
中指 | 協調性を高める 場の状況を把握するという意味があります。より良い人間関係を築きたい時に着けましょう。 |
インスピレーションを高める ひらめきや直感、霊感が欲しいときに着けましょう。 |
薬指 | 愛と絆を深め、願いを叶える 愛情や絆を深めるという意味があります。安定した関係や愛情を深めたい時に着けましょう。 |
恋愛の成就 心の安定や恋愛成就の意味があります。恋愛関係などの安定を願う人におすすめです。 |
小指 | 表現力を豊かにする 好感度アップ、自己アピールといった意味があります。自分の魅力を周りに伝えたいと思うときに着けましょう。 チャンスをつかむ 願いを叶える、幸せを呼び込むという意味があります。チャンスを掴みたいときに着けましょう。 |
表現力を豊かにする 好感度アップ、自己アピールといった意味があります。自分の魅力を周りに伝えたいと思うときに着けましょう。 表現力を豊かにする |
さまざまな意味がある中でも、やはり左手の薬指には、結婚指輪としてふさわしい意味があるようです。 指輪は、それぞれの人生のタイミングで勇気や力をくれる、そんなお守りのような役目をしてくれそうですね。
せっかくのジュエリーを身に着けるなら、自分の指に合ったものを選びたいですよね。それも、末永く着ける結婚指輪ならば、なおさらのことです。
指や肌の特徴にあった指輪をまとめましたので、それぞれ指の特徴に合う指輪をチェックしてみましょう。
太くて長い指の方は、比較的どんなデザインの指輪でも似合いますが、中でもボリューム感のある個性的なデザインがおすすめです。 反対に、細身のデザインの指輪を着けると、指と指輪のバランスが崩れてしまうことがあります。
指を長く見せる効果のあるV字、ウェーブ、センターストーンのあるデザインで、細身の指輪がおすすめです。かわいらしい指がスッキリと大人びた印象に変わりますよ。 また、幅広でボリュームのある指輪を身に着けると指が短く見えてしまうので、なるべく控えるようにしましょう。 ちなみに、濃い色の指輪を指の根元に着けるようにすると、指を長く見せられます。
細くて長い指をお持ちの方は、基本的にどんなタイプの指輪も似合います。ただし、幅広でボリュームのあるデザインの指輪を身に着けると、指と指輪とのバランスが悪くなってしまうとことが稀にあるので、手全体のバランスを見て選ぶようにしましょう。
指が長く見えるV字、U字、ウェーブなどのデザインで、細身の指輪がおすすめ。 幅広でボリュームのあるデザインの指輪は、指が貧相に見えてしまったり、短く見えてしまったりします。 指が細めの方には、メレダイヤなどの細かい石があしらわれたデザインがよく合います。
シンプルなデザインのものや、宝石(ストーン)が指輪の周りをぐるりと囲ったエタニティリングなどがお勧めです。シンプルなデザインの指輪は、センターストーンがついているデザインの指輪などに比べて間接の太さが際立たなくなります。 指の根元と間接の太さが異なるので、サイズはやや緩めのものを選ぶようにしましょう。
色黒の肌の方は、イエローゴールドなど地金がゴールドカラーの指輪を選ぶのがおすすめ。肌としっかり馴染むのでとても美しく見えます。 ゴールドカラーに抵抗がある方は、プラチナにボリュームのある柄が入ったタイプもおすすめです。 ピンクゴールドは肌なじみが悪くなってしまうので控えるようにしましょう。
色白の肌の方は、プラチナやホワイトゴールドなどのホワイトカラーの地金がおすすめです。 肌をより綺麗に引き立たせてくれて、爽やかな印象を演出してくれます。
ところで余談ですが、皆さんは「関節を鳴らすと指が太くなる」ということはご存知でしょうか?
間接の音が鳴るのは、関節同士の隙間にある気泡が弾けるためですが、このときにかなりの衝撃が生じているそう。
衝撃によって軟骨が傷つき、その傷を修復するときに骨が太く頑丈になるのです。
指を鳴らすと関節が太くなるだけでなく、靭帯や軟骨を痛めることになるので控えるようにしましょう。
ジュエリーショップに行く前に指輪のサイズを確認したかったり、彼女の指輪のサイズを知りたかったりする方もいると思います。
そういうときは、まず手近で簡単に測れる方法で指輪のサイズを測ってみましょう。
指輪のサイズを測る方法には、糸を使ってサイズを測る方法や、既に持っている指輪を参考にして指輪のサイズを測る方法などがあります。
糸を使って測る場合には、指の外周を忘れてしまわないように、ペンなどで印をつけるようにしましょう。お手元にある指輪を参考にサイズを測る場合には、内径と指周りの両方のサイズを測ってください。
指輪のサイズは号数で表示されることが多いので、下の表を参考にして、測った内径や指周りの長さと号数の対応を確認してみてくださいね。
号数 | 内径 | 指周り |
7号 | 約15mm | 約47.1mm |
8号 | 約15.3mm | 約48.2mm |
9号 | 約15.7mm | 約49.2mm |
10号 | 約16mm | 約50.3mm |
11号 | 約16.3mm | 約51.3mm |
12号 | 約16.7mm | 約52.4mm |
13号 | 約17mm | 約53.4mm |
指輪を選ぶときの目安として、ギリギリ関節を通るサイズのものを選ぶのがおすすめ。
「指輪が抜けなくなるのが怖いから…」とスムーズに抜き差しできるサイズを選びがちですが、着けるときはスムーズに、抜くときに多少の引っかかりを感じるぐらいのサイズの方が使い心地がいいです。
もちろん、引っかかりといっても、指に痛みがない程度のものを選んでくださいね。「季節や体調の変化で手がむくみやすい」という方は大きめのサイズを選ぶのもいいかもしれませんが、基本的にはややフィットするサイズの指輪を選ぶのがいいでしょう。
ちなみに、指輪を抜くときは手のひら側から指輪を押して、関節の上部分に隙間を作るようにしてから外すとスムーズに抜けます。すでに大きめのリングを持っていてサイズを直したい方は、ジュエリーショップでリフォームをしたり、「ピタリング」という指輪のサイズ調節ができるアイテムを活用してみたりするのもいいかもしれませんね。 結婚指輪や婚約指輪は一生ものなので、しっかりとサイズを確認するようにしてくださいね!
一般的に、結婚指輪をはめるのは「左手の薬指」とされていて、日本だけでなく世界中で広く見られる習慣です。では、そもそもなぜ左の薬指に結婚指輪や婚約指輪を身に着けるようになったのでしょうか?
そのルーツは、結婚指輪や婚約指輪が生まれたとされる、古代エジプトの時代にさかのぼります。その当時、左手の薬指は太い血管で心臓と繋がっていると信じられていました。
心臓、つまり心と繋がっている薬指は「愛情」を含めたすべての感情をつかさどる特別な指として考えられていたのです。そのため、愛を誓うときは左手の薬指に結婚指輪をするようになったといわれています。
ですが、結婚指輪や婚約指輪を着用する指の位置に明確な決まりはありません。宗教などの文化的な背景があって、右手の薬指にブライダルリングを着用する国もありますし、インドでは足の指に着ける「トゥ・リング」という伝統文化もあります。
また、今ではさまざまなデザインの結婚指輪がありますし、いろいろな価値観で指輪を身に着けるというように意識が変わってきています。シチェーションや、その時の気分に合わせて、いろいろな指に身に着けておしゃれを楽しみましょう。