離婚が決まった…結婚指輪は売る?返す?リフォームする?
最近は離婚率も上がって、珍しくなくなりました。悲しい気持ちがあるかもしれませんが、ふたりがより良い人生を歩むために必要なことなら、前を向いて歩いていきたいですよね。離婚の際に疑問に思うのが「結婚指輪をどうするか」。高価なものですから捨てるのももったいないですし、そのまま身につけるのも抵抗があります。男性に返すべきなのでしょうか?今回は、離婚時に結婚指輪をどうするべきかについてご紹介します。
最近は離婚率も上がって、離婚は珍しくなくなりました。悲しい気持ちがあるかもしれませんが、ふたりがより良い人生を歩むために必要なことなら、前を向いて歩いていきたいですよね。離婚の際に疑問に思うのが「結婚指輪をどうするか」。高価なものですから捨てるのももったいないですし、そのまま身につけるのも抵抗があります。男性に返すべきなのでしょうか?今回は、離婚時に結婚指輪をどうするべきかについてご紹介します。
実際、結婚指輪をどうするかはふたりの問題で、さまざまなやり方があります。ただ、一番トラブルが少なくスッキリと終わらせることができるのは、やはり男性に返すこと。離婚届を記入して相手に託す際に、いっしょに返せば違和感もありません。
ただ、どちらかが相手に未練があって離婚に否定的な場合、未練を持っている側に結婚指輪を突き返すのは多少残酷かもしれません。この辺りは状況に合わせて判断するようにしましょう。また、結婚指輪を男性が購入した場合は返すのが自然ですが、お互いに折半して購入した場合は男性に返すのも不自然かもしれません。
法律的にはどうかと言うと、結婚指輪は「無償贈与」とされていて、必ずしも購入者に返さなければいけないものではありません。そのため「返したくない」と思っている場合は、無理に返す必要はないのです。
また、離婚すると女性側は金銭的に苦しくなるケースも珍しくありません。子どもがいれば、養育費なども必要になります。そういった際に高価な結婚指輪は少なからず資産になるもの。お互いに相談して合意があれば、結婚指輪を売って生活費や養育費にあてるのも良いでしょう。
離婚をネガティブなものにしないためにも、これからの人生を豊かにするべく、ふたりで購入した結婚指輪を有効活用していきたいですね。感情的になって投げやりな判断をしないことが大切です。
結婚指輪そのものにはダイヤモンドがついていたり素材が高価だったりするので価値のあるものですが、気になるのが刻印です。多くのカップルが名前や記念日などを刻印しているので、そのまま他の人が使える状態ではないでしょう。
刻印がある結婚指輪の買い取りは、大きく二つのケースに分類できます。
まずひとつめは、指輪として買い取る場合。刻印を消す必要があるので、その分買い取り価格は下がってしまいますし、買い取り不可となってしまうケースもあるのです。
また、指輪として売る場合は付属品なども合わせて売った方が高価格で買い取ってもらえるでしょう。結婚当初から売ることを考えている人はいないかと思いますが、念のため指輪のケースや書類など残しておくのが無難です。これらの付属品を買い取りの際に持っていけば、それだけで価格がアップします。指輪に限らず、中古品は付属品の有無が買い取り価格を左右するものです。
反対に、さほど問題にならないのが素材として売る場合。素材として売るなら指輪として買い取られるわけではないので、あくまで重さが目安になり、刻印はマイナス要因にならないのです。刻印がある場合は素材として売る方法を考えるのが良いでしょう。
結婚指輪を素材として買い取りに出す場合に注意したいのは、指輪に使用されている素材の種類が何かを把握しておくことです。
素材は時期によって価格が変動するので、株価と同じように価格が上がっているタイミングで売りに出すことが重要だと言えます。すぐに手放したい気持ちもあるかもしれませんが、きちんと資産として活用したいなら、タイミングをみて最適なタイミングで売るのがおすすめです。相場でいくと、購入時の10分の1程度の価格になることが多いようです。
いくら結婚指輪として使えなくなったとはいえ、思い入れのある指輪だと手放すのを惜しく感じる人もいるでしょう。お気に入りの指輪であればなおさら、なんとか使い続けられないものかと悩む人も少なくありません。こうした方におすすめなのが、結婚指輪をリフォームしてファッションリングやネックレスに生まれ変わらせることです。
オーダーメイドを受けているジュエリーショップやリメイク専門のショップに依頼すれば、結婚指輪を好きなデザインの指輪にリフォームしてくれます。まったく違った雰囲気の指輪にすることができるので、普段使いできるファッションリングにしても良いですし、パーティーシーンで使いたいラグジュアリーなリングに変えても良いでしょう。もし結婚指輪にダイヤモンドがついているなら、思う存分そのピュアな輝きを活かして、新しい人生を照らしてくれそうなリングやネックレスに生まれ変わらせましょう!
いかがでしたか?結婚指輪を活用する方法はたくさんあるので、自分の今後の人生にとって一番プラスになる方法で手放すなりリフォームするなりするのが気持ちいいやり方だと言えます。自分や相手と相談しながら、後悔しない選択をしてくださいね。