種類がいっぱい! 結婚指輪のデザイン事情
結婚指輪には非常に多くのデザインがあります。リングの形はもちろん、ダイヤの並べ方でも変わってきますが、ここでは結婚指輪の定番デザインとそれぞれの特徴を紹介します。(2015.06.01公開)
結婚指輪には非常に多くのデザインがあります。リングの形はもちろん、ダイヤの並べ方でも変わってきますが、ここでは結婚指輪の定番デザインとそれぞれの特徴を紹介します。(2015.06.01公開)
リングの形をはじめ、ダイヤの並べ方まで……結婚指輪にはかなり多くのデザインがあります。そんな結婚指輪の定番のデザインとそれぞれの特徴をご紹介するので、指輪選びの参考にしてみてはいかがでしょうか?
まずは、指輪の形からご紹介します。一番ベーシックな形はリングがまっすぐのタイプ、その名もストレートです。スタンダードなデザインなので、どんな洋服にも合わせやすいのはもちろん、婚約指輪と重ね付けしたいという方や、できるだけシンプルなものがいいという方におすすめです。
そして、リングが緩いカーブを描いている流線型のデザインをS字といいます。別名ウェーブラインともいい、指先をエレガントに演出してくれるのが特徴です。同じく変形のデザインのなかで、中央が手の甲に向かってV字になっているその名もV字デザインのリングは、シャープな印象を与える効果があり、手元をすっきり見せたい方におすすめ。指を長く見せる効果もあるといわれています。そして、手元をゴージャスに見せたいという方には、X字という2本のリングがクロスしているように見えるデザインがおすすめです。指輪1つでも存在感が十分に出るデザインです。
次に、ダイヤの配置の仕方です。ダイヤの指輪と聞いて真っ先に誰もが思い浮かべる、指輪の中心に大きなダイヤがついたデザイン。このタイプはソリティアといわれ、ダイヤのつけ方で2種類に分けられます。
まず1つめは、ダイヤを支える足がついたもの。これを立て爪といい、爪がダイヤを持ち上げているため360度から光が当たりダイヤをきらめかせてくれます。反対にリングとの間に凹凸が出ないようダイヤを配したものを埋め込みデザインといいます。これは、リングの表面がフラットに仕上がるため、衣類にひっかけることもなく日常使いしやすいと人気です。
ソリティアよりも華やかな指輪がいいという方におすすめなのが、メインとなるダイヤのサイドにメレという0.2カラット以下の小粒のダイヤを1つもしくは2つずつあしらったデザイン。サイドに入れるメレダイヤをピンクなどのカラーダイヤにするとかわいらしく仕上がるので人気が集まっています。
それでもまだ物足りないという方は、メインダイヤのサイドだけでなく、リング全体に小さなダイヤを敷き詰めたパヴェはどうでしょう。かなり豪華なデザインなので細身のリングを選んでもボリュームが出ます。
メインダイヤを置くよりも、指輪全体をこまやかな輝きで包みたいという方には、同じサイズ、同じカット数のダイヤをぐるりと一列に並べたエタニティがおすすめです。ダイヤが途切れることなく並んでいることから、エタニティ(永遠)という名前が付けられました。キラキラさせたいとはいえ、手のひら側にもダイヤがあると、何かを持つときなどに気になるという方もいるでしょう。そういった方には半周だけにダイヤを並べたハーフエタニティというデザインもあります。
形はもちろんのこと、どのデザインもリングの太さが変わるだけで印象がガラリと変わります。ぜひいろいろなタイプのものを試着してみましょう。