ダイヤモンド入り結婚指輪のメリットデメリット
昔は石のないシンプルなデザインが主流でしたが、最近はダイヤのついた結婚指輪が流行しています。今回はそのメリット・デメリットや選び方にポイントなど、お役立ち情報満載でお届けします!
目次
結婚指輪といえば、昔から石のないシンプルなデザインのものが主流でした。
しかし、今ではダイヤのついた結婚指輪が主流になっていて、女性からの人気も高いです。ダイヤの指輪というと、一石タイプのソリティアリングを思い浮かべる方も多いと思いますが、一口に「ダイヤの結婚指輪」といってもデザインは様々で、脇石にダイヤが添えられたメレタイプやアームにダイヤが敷き詰められたエタニティタイプまで幅広いバリエーションが楽しめます。
自分やパートナーの誕生石など、ダイヤ以外の石を使った結婚指輪を選ぶカップルもいますが、デザインの豊富さや耐久性を考えるとダイヤモンドの指輪を選ぶのが無難でしょう。世界一の硬度を誇り、誰もが認めるその美しい輝きは、永遠の愛の象徴でもあります。まさに、愛を誓い合う結婚式にピッタリの宝石ですね。
また、近年では婚約指輪を省略し、結婚指輪のみを用意するというカップルもいるくらいですから、選ぶ時には失敗したくないものですよね。
という訳で、今回はこのダイヤ入りの結婚指輪のメリットとデメリット、そして選び方のポイントなどについてに迫ってみましょう。
冒頭でご紹介したように、とても人気の高いダイヤの結婚指輪ですが、なぜそれほどまでに人気があるのでしょうか?
ダイヤモンドの魅力とメリットについて、一つずつ見ていきましょう。
ダイヤモンドは上品で透き通った雰囲気を持っている宝石なので、ウェディング姿や白無垢によく合いますし、その強い輝きで手元から全身までを華やかに彩ってくれます。
ダイヤの石言葉には「純潔・清純・無垢・純愛・永遠の愛」といったものがあり、大切なパートナーにプレゼントをするにはうってつけの宝石といえるでしょう。
ブリリアントカットなど、多面的なカッティングが施されたダイヤモンドは見る位置によって表情を変えてくれるので、飽きの来ない美しさを味わえます。
「ダイヤモンド」という言葉の由来は、古代ギリシャ語で「何ものにも征服されない」という意味を表す「adamard(アダマース)」という言葉から来ています。
ダイヤモンドの硬度と頑丈さ、そして半永久的に強く輝き続けるところから、そう名付けられたとされています。
ちなみに、和名では「金剛石」といわれています。こちらの呼び名も頑丈そうですね。
ダイヤモンドに入った光はファセットと呼ばれる内側の面に反射することで、光が増幅し強い輝きが生み出されています。
ご存じの方も多いと思いますが、ダイヤモンドは天然の物質の中でもっとも硬いものとされています。表面のスレやひっかき傷に強いため、日常的に身に着ける結婚指輪には相性がいいでしょう。ソリティアなどのデザインでも、ダイヤに傷がつくことはまずありませんが、リングの地金で周囲を覆う「ふせ込み(ふくりん留め)」という加工がされているタイプの指輪だと、さらに傷がつきにくくなります。
一方、ダイヤの結婚指輪にデメリットを感じられるシーンもあります。
日常生活で、邪魔に感じることもあるようです。例えば、タオルやセーターなどがひっかかってしまったり、知らず知らずのうちにタンスなどの家具に傷をつけてしまったりといった場合です。
また、赤ちゃんが生まれた場合、抱っこや触れ合いの最中に、思いがけず肌を傷つけてしまう可能性もあります。
生活面で心配であれば、家事をする時間ははずすことを心がけたり、一粒の小さいダイヤにしたり、フルエタニティではなく、ハーフエタニティを選ぶなど対処できます。
ハーフエタニティであれば、リングの片側だけに石を敷き詰めるタイプなので、フルエタニティに比べ、石が少なく支障が減るでしょう。
また、長年身につけている場合、石が取れてしまうこともあります。
多くの場合は買ったお店でメンテナンスをしてくれます。購入するときに、修理が無償なのか有償なのか、またその保証期間や内容なども、確認しておきましょう。買ってすぐに石が取れるということは、ほとんどありませんが、普段の付け方によっても、石が取れやすくなる事もあります。大きな荷物を運ぶときや、家事のタイミングでは外すなど心がけるといいでしょう。また、石が取れてしまったときは、取れた「石」をなくさないようにし、購入したお店に持って行ってメンテナンスしてもらいましょう。
石のついていないリングに比べると、実は汚れが付きやすいというのも、デメリットの一つです。エタニティーリングなどは細かい凹凸があるので、どうしても汚れが付着してそのままになってしまうことがあります。
また、一粒ダイヤの石の裏にも知らず知らずのうちに汚れが溜まってそのままになってしまうことがあります。特に汚れが付きやすい日常のシーンは炊事や拭き掃除、お風呂など水に触れる時。石付きのリングを選ぶなら、意識的にリングを外してチェックをするようにしましょう。外したり、つけたりが面倒くさい、指輪を失くしそうという人は、石がないリングの方が安心かもしれません。
ダイヤをつければ当然値段も変わります。ダイヤ付きの結婚指輪は女性のみのケースが多いこともあって、どうしても妻と夫の結婚指輪に差が出てしまうことも。何より夫婦おそろいのデザインではなくなってしまうという点も否めません。
とはいえ全体的には、ダイヤの結婚指輪を選んでよかった、と感じている方が多いようです。おしゃれをして出かけるシーンでは非常に見栄えよく見えますし、子育てや家事中のアクシデントは、「指輪を外す」といった対処すればそれほど支障はないようです。
ダイヤをつけるかどうかは、流行だからという理由で選択するのではなく、好みかどうかが最も大事です。生活する上で多少、支障があったとしても、その指輪がとことん気に入っているのであれば、後悔しないもの。
どうしてもダイヤのついた指輪が欲しくなったら、思い切ってそれを選択してみては?
大人気のダイヤの婚約指輪ですが、デザインやブランドはどういったものが選ばれているのでしょうか?
今回はダイヤを使用した婚約指輪の中でも人気のブランドと指輪を4ご紹介。
気になった方はぜひホームページをご覧ください。
引用:https://www.iprimo.jp/marriage/rings/artemisia.html
熟練のクラフトマンが、厳選された高品質のダイヤモンドを使って仕上げた、珠玉の一品です。
直径一ミリ以下のメレダイヤにまで厳しい基準を設け、丁寧なカッティングを行っているほか、アームにも純度の高いプラチナを採用。石、そしてアーム全体が明るい光をまといます。
三日月のラインをイメージしたカーブには「月が満ち、そして欠けていく日々を共に寄り添って過ごす」という想いが込められています。とてもロマンチックですね。
ところでこのアルテミシア、婚約指輪のイヤーモデル「ORION オリオン」との重ねづけしても非常によく合うのだそう。気になる方はそちらもチェックしてみましょう。
アイプリモ:婚約指輪2018年モデル「ORION オリオン」
引用:https://www.iprimo.jp/yearmodel/
ちなみに、2017年のイヤーモデルはこちら。
「プシュケー」
引用:https://www.iprimo.jp/marriage/rings/psyche.html
職人の技巧を凝らした「鍛造(たんぞう)製法」は極上の着け心地です。
毎日つける結婚指輪だからこそ選びたいリングですよね。永遠の愛を意味するスパイラルカットが手元に華やぎを与えてくれながら、飽きのこないシンプルなデザインです。コンセプトである「プシュケー」とは、ギリシャ神話に出てくる王女の名前から取られており、愛の神「クピド」への一途な愛から女神になったとされています。
引用:http://www.tiffany.co.jp/jewelry/celebration-rings/tiffany-legacy-collection-band-ring-GRP00003
ティファニーで人気のシリーズ「レガシー」のバンドリング。ブリリアントカットのダイヤモンドをプラチナにチャネルしたフルエタニティのリングです。豪華さをだしながらも、幅が2mmで嫌味のなく毎日つける結婚指輪として人気です。丁寧な職人の技巧が際立つミル打ちも魅力です。
引用:http://4-bridal.jp/marriage/detail/328
4℃の結婚指輪ランキングで1位のこちらの指輪。柔らかなひねりが表情豊かな輝きを見せてくれます。レディースの指輪は流れにそってダイヤモンドがきらめき、シンプルながらも、ダイヤモンドの可憐な美しさを感じることができます。夫婦合わせての金額も15万円を切り、価格も魅力的です。
引用:https://www.lazarediamond.jp/collection/marriage/belvedere.php
鍛造製法で作られたシンプルなフォルムが美しいベルヴェデーレ。シンプルながらも密度が凝縮されており、滑らかな手沢りで指によく馴染みます。
質の良い光沢に包まれたこの指輪は男女問わず身に着けやすいほか、場所・時代を選ばずにお使いいただけます。
さて、不動の人気を誇るダイヤの指輪ですが、選ぶさいにはどういったところに注意して選ぶのが良いのでしょうか?
そんなわけで今回はダイヤ選びのポイントを先輩花嫁に大調査!指輪選びのときはぜひ参考にしてみて下さい。
日頃から身に着ける結婚指輪ですから、生活の中で着用しているところを想像して選んでみましょう。
例えば、手になじみやすい「内甲丸(うちこうまる)」の加工がされている指輪だったり、傷やゆがみに強い丈夫な素材で作られた指輪を選んでみたりしましょう。
また、シンプルなデザインのものを選んでおくと、飽きが来ずに末永く使い続けられます。
ソリティアなど、立て爪タイプの指輪は人気も高いですが、一方で洋服に引っかかりやすく、石が外れやすいというデメリットもあります。また、お子様の目や肌を傷つけてしまうことも少なくないため、身に着けているときには注意が必要です。
ダイヤが埋め込まれているタイプの指輪や、メレ・パヴェといった細かいダイヤが敷き詰められている指輪には、そういった心配がないのでオススメです。
自分の肌の色に合った地金を選ぶのも重要なポイント。
色白な方はプラチナやホワイトゴールドのものを、小麦肌の方はゴールド・イエローゴールドを使用したものがおすすめです。
プラチナ・ホワイトゴールド系は上品でクリアな印象を、ゴールド系はお洒落で落ち着いた印象を与えてくれます。肌色に合わせて選ぶことで、自然なこなれ感を演出できるでしょう。
既成品を購入する場合は即日手に入れることもできますが、フルオーダー・セミオーダーなど初めから設計して作る場合には2~3ヵ月の納期がかかります。
結婚式に間に合わないことが無いように、オーダー品を頼む場合は時間に余裕をもって準備をしておくようにしましょう。
体調の変化や妊娠といったことで指のサイズが変化したり、なんらかのトラブルで指輪が傷ついてしまったりということは珍しくありません。
ですから、購入をする前にはそのブランドにフォローサービスが充実しているかどうかを確認しておくようにしましょう。
クリーニングサービスや修理、サイズ直しや交換など、サービス体制が充実しているブランドを選んでおけば、なにかトラブルがあった時にも安心ですよね。
最後に自宅でできる指輪の簡単なお手入れ方法をご紹介します。
結婚指輪に限らず、婚約指輪にも使えるお手入れ方法なので、ぜひ試してみてください。
ただし、この方法はダイヤ・ルビー・サファイヤを使った指輪に限ります。
ガーゼやキレイな布巾など、柔らかい素材の布でからぶきをしてみましょう。
余分なホコリや表面に付いた汚れやくすみが落ちるはずです。
からぶきが終わったら、中性洗剤を使い、ぬるま湯で優しく洗いましょう。
洗剤の力で手垢や皮脂、落ちにくい汚れなどもサッパリ落とすことができます。
どうしても落ちない場合は、洗剤を数滴たらしたぬるま湯に、指輪をしばらく浸け置きしてみましょう。頑固な汚れも落ちやすくなっているはずですよ。
ダイヤを使った結婚指輪のメリット・デメリット、そしておすすめブランドから選ぶポイントなどをご紹介してきました。
ご紹介したポイントを参考に、ぜひ自分に合った結婚指輪を探してみてくださいね。