指輪をつけるのは手だけでない!?トゥリングをつける指が持つ意味
指輪と言えば手の指につけるもの、というイメージが強いかと思いますが、実は足につける指輪「トゥリング」というものもあるんです。ここではトゥリングの持つ意味と海外でのトゥリング事情を紹介しています。
一般的に指輪というと手の指につけるアイテムを思い浮かべますよね? でも実は足の指につける指輪もあるんです。足につける指輪のことをトゥリングといいます。サンダルなどでつま先が出る季節におすすめのアイテム。手につける指輪には、どちらの手のどの指につけるかで、それが表す意味が変わってくるといいますが、トゥリングは、指輪以上につける指に注意したほうがいいアイテム。場合によっては相手に誤解される意味になってしまうこともあるので、しっかり頭に入れておきましょう。
さっそくそれぞれの指が表す意味をご紹介します。トゥリングの場合、親指は護身、人差し指は奴隷、中指は知性、薬指は既婚者、小指は行動力アップという意味があるそうです。ここで気を付けたいのが、人差し指の「奴隷」。片足だけにつけている場合は「元奴隷」、両足であれば「現在奴隷」という意味を表すそうです。諸外国でかつてそのような習慣があったことから、以上のような意味付けが伝わっているようですが、ただのファッションのつもりが思いもよらないメッセージを発することがないよう、特に海外では気を付けたほうがいいですね。
ちなみに、トゥリングをつけるときは、両足の指につけてはじめてその意味が生まれるそう(人差し指以外)。ファッションとしてつけるだけであれば、左右で指輪の数を変えたり、つける指を変えたりしてもいいかもしれませんが、例えば行動力アップをしたいなど、意味を込めたい方は、両足につけるのを忘れないようにしましょう。
ちなみに、インドでは結婚指輪を足の指につける習慣があります。そのため、インドの既婚者は両足の指に指輪をつけるそうです。そして足につける指輪をインドではトゥリングでなくビチヤと呼びます。つける部位は違いますが、私たちもインドの人もつける指は共通して「薬指」なんです。
また、トゥリングは昔からハワイでも愛されてきたアイテム。そこから伝わったのかどうかはわかりませんが、サーフィンをする人たちの間でも人気があり、足の指のおしゃれを楽しむ人が多いそうです。海で裸足になる機会が多いので、自然と足の指のおしゃれも広まったのかもしれません。そのため、ハワイアンジュエリーブランドでは、トゥリングを取り揃えているところが多くあります。トゥリングをつけたいけど、あまり売っていないし……とお探しの方は、ぜひ、ハワイアンジュエリーブランドのサイトをのぞいてみてください。
海やプールで裸足やサンダルを履くなど、足の指を出す季節が近づいてきています。今年の夏は、足元からおしゃれを楽しんでみてはいかがでしょうか。